“可愛い姿に騙されてはいけない。彼女達はスパイなのだから”『プリンセス・プリンシパル』

彼女は嘘をつく。

色んな人に嘘をつき、色んな事に嘘をつく。

そんな彼女の抱える願いも、きっと嘘からできている。

しかし。

願いのためと、貫く信念が。

きっと彼女を本物にしている。

可愛らしいキャラデザとは裏腹に、
人の生死を描写するようなダークな演出。

そこから見える世界とキャラクター達の想い。

嘘がはびこるスパイの世界で、
あなたは答えを見つけることができますか?

© Princess Principal Project
画像:公式HPより引用

 

 

■こんな人にオススメ

★ダークな雰囲気が好きな方
★可愛いキャラクターが好きな方
★スパイもの特有のドキドキやアクションを楽しみたい方
★ギャップが好きな方
★産業革命くらいの時代背景が好きな方
★これからも作品を追いかけたい方(続編映画製作中)

 

■推しどころ!

★スパイの世界、そしてキャラクターたちの想いと決意★

ダーク。
ブラック。

視聴中はそんな言葉が頭をよぎります。

しかし、そんな要素があるからこそ。
物語の厚みというようなものが生まれ、視聴者を虜にする。

それこそが、本作『プリンセス・プリンシパル』の推しどころ!です。

きれいごとだけでは生きていけない、そんなキャラクター達の行動と、
実際に抱える想いや覚悟が、作品の面白さをより深めています。

主人公たちが置かれたスパイという立場。
騙し騙され、そして時には他人に手をかけたり。
そんな、キャラクター達の物語。

キャラクター達が非常に可愛らしいので、つい騙されてしまいますが。笑
キャラアニメというよりは、純粋に物語の面白さが推しのアニメとなっています!

スパイもの特有の潜入やアクション、ドキワクする展開。
また、物語を通して見える、キャラクター達の関係性や今後の展望。

色んなものが巧妙に絡まり合って、物語の世界へ引き込まれます。

とはいえ!
キャラクター達も非常に魅力的でですね…

よくある「キャラを引き立てる可愛いらしいエピソードが入って」というものではなく、
どちらかと言えば、その内面にフォーカスした魅力を感じられると思います♪

例えば。

主要キャラである“アンジェ”は任務を完ぺきにこなす、非常に優秀なスパイです。
任務に忠実で、その遂行を一番として行動していますが…

言動のその端々に、彼女の優しさや思いやりが見える場面があります。

“アンジェ”は、「嘘くらいつくわ。スパイだもの」というようなキャラクターですので、
そんな彼女が何を考えているのか、というのはすぐにはわからないものです。

ですが、話が進むとキャラクターのバックグラウンドも見えてくるので、
キャラクターの事がより理解できるようになってくると思います。

何より!
そういう風に理解が進むにつれ、どんどんキャラクターの事が好きになっていくと思います。

そんな、ダークさと物語の奥深さ。
そして、キャラクター達の魅力が詰まった本作『プリンセス・プリンシパル』です。

第01話から、その世界観を十分に感じられます。
そして、そのまま引きずり込まれます!笑

ネタバレを意識すると語るに語れない部分が多すぎるので、とにかく観て欲しい!

そりゃもう、騙されたと思って観て欲しいです!
(僕はスパイじゃないですよ笑)

 

■作品紹介

<あらすじ>

※本作は話数が時系列に並んでいません。
 ここで紹介するのは時系列にて1番最初の話である、第02話(case01)のあらすじです。

19世紀末。
アルビオン王国という覇権国家で革命が起きる。
国はロンドンの壁により東西に分離し、王国と共和国に分かれた。

以来10年。

ロンドンは各国のスパイが暗躍する戦争の最前線となった。

物語は、そんなロンドンにある王国の名門校から始まる。

生徒の前であいさつをするのは“アンジェ”という転校生。
田舎出身と紹介された彼女は、どこか頼りのない雰囲気の少女だった。

しかし、そんな彼女の正体は“共和国”のスパイ。

そして、彼女が送り込まれた理由は、
王国のプリンセスと自身が入れ替わるという“チェンジリング作戦”のためだった。

学校には貴族達の娘などが通い、その中には目標であるプリンセス“シャーロット”もいたのだ。

先に潜入していた“ドロシー”と共に、まずはプリンセスに近づこうとするアンジェ。
プリンセスが参列するパーティに潜り込み、友達になろうと声をかける。

少しの間言葉を交わす二人だったが、
しばらくしてプリンセスは、友達になりましょうと快諾する。

その後、急遽命じられた緊急指令のためにパーティでトラブルを起こすアンジェ。

“チェンジリング作戦”の前哨戦がごとく、
プリンセスを出し抜き、自身がプリンセスと入れ替わるという方法でその任務を遂行する。

無事指令も達成し、あとはパーティが終わるのを待つだけ。

しかし、そんな時。

プリンセスがアンジェに問う。

「ところでアンジェ。そろそろ教えてくれない?」

続けるプリンセス。

「西側のスパイがわたくしに何の用かしら」

一度はとぼけるアンジェだったが、
かわしきれないと思ったのか、正体を認め、要求を聞く。

すると、プリンセスは笑顔で答える。

「女王になりたいの」
「わたくしと手を組みましょう」
 

<各話について>
本作は、各話が時系列に並んでいません。

具体的に説明すると、

第01話はタイトルに「case13」とあります。
そして、第02話は「case1」とあります。

つまり、この「case〇〇」が実際の時系列となっているのです。

観始める際に少し混乱するかもしれませんので、ご注意ください。
(第10話~第12話のみ、そのままの時系列順となっています)
 

<キャラクター達の物語>
登場するキャラクターには、それぞれの物語が存在します。

ある意味サブシナリオのような位置づけではありますが、そのどれもが心を揺さぶる物語です。

ネタバレになってしまうので、あまり紹介することができませんが、
どのお話にも、やはりブラックな要素が含まれています。

それ故に、どのお話も印象に残るお話になっていて、自分の中で考えさせられてしまうものが多いです。

本作は、当然メインと呼べるストーリーが存在していますが、
それ以外のものについても、是非じっくりと見ていただきたいなと思います♪
 

<ダークさの根源>
貧困や格差、国への不満。
それによる革命。結果としての東西分裂。

そして、次に起こるのは東と西による抗争。

本作はこういったものが背景にある物語です。
当然、キャラクター達もこういった背景の影響を受けています。

生きるために何をするのか。
自分の手を汚してでも手に入れたいものは何なのか。

それを踏まえて本作を観ていくと…
単にギャップを求めたダークな演出、ブラックな演出という感想では終わらなくなるはずです。

そういった背景なども隅に置きながら観てもらえると、より一層本作を楽しめると思います♪

 

■メディア情報

本作は続編として映画の製作が進んでいます。

映画は全6章の予定で、その第1章が2021年に公開予定となっています。
(コロナの影響で公開が遅れました…)

完結までにはもう少し時間がかかりそうですが、
TVシリーズが気に入った方は、是非こちらもチェックしてみてください♪

そして、毎章の公開を待ち遠しくなる同士となりましょう!笑

 

■最後に

えー。告白します…

僕は黒星紅白さんの描かれるキャラクターが大好きです!
画集まで買って、楽しませていただいております!

そう!
実は本作のキャラクター原案はこの黒星紅白さんが担当されております。

そして!
僕がこの作品を観たきっかけはキャラデザでした!笑

それくらいの軽い気持ちで観始めたのですが、
良い意味で期待を裏切られ、昨今の中でかなりお気に入りな作品でございます♪

できるだけ前情報は少ない状態で観ていただきたいと思いまして、
内容についての紹介はかなり慎重になってしまいました…

もっとお伝えしたいな、ということもあったのですが、
そこは、これから視聴される方が実際に観て感じていただければと思います!

また、続編の映画も制作・公開予定となっています。

今後も楽しめるタイトルとして非常に推せるものとなっていますので、
気になった方は是非、視聴してみてください♪

 

■作品情報

作品名 プリンセス・プリンシパル(Princess Principal)
媒体 アニメ(1クール全12話+2021年映画公開予定)
著者/脚本 アニメ:監督・橘正紀/シリーズ構成・大河内一楼/脚本・大河内一楼、檜垣亮
      アニメ(映画):監督・橘正紀/脚本・木村暢
出版/制作 アニメ:Studio 3Hz、アクタス
      アニメ(映画):アクタス
公式サイト アニメ:https://pripri-anime.jp/tv/
      アニメ(映画):https://pripri-anime.jp/