“あっという間に時間が過ぎるおもしろドラゴンコメディ!”『小林さんちのメイドラゴン』

ドラゴンがメイドとして家にやって来る!?

だけではない!!

学校にも行くし、コミケにも行く!

ドラゴンがこんなに人間の世界へ馴染んでもいいの?笑

テンポの良いコメディに、時間泥棒されてしまう事間違いなし!

ちょっと寂しくなるような時もあるけれど、
キャラクターたちは、それすら温かく迎え入れてくれる。

そんなヒューマンドラマ、もといドラゴンドラマな、

本作『小林さんちのメイドラゴン』です♪

©クール教信者・双葉社/ドラゴン生活向上委員会
画像:公式HPより引用

 

 

■こんな人にオススメ

★テンポの良い日常アニメが好きな方
★普通とは少しずれたコメディが好きな方
★可愛いキャラクターが好きな方
★ドラゴンが好きな方
★メッセージ性のあるお話が好きな方
 
※本紹介記事では、主に【アニメ版】についての紹介をしております。

 

■推しどころ!

★テンポの良いコメディ★

どうしてもグダグダしてしまう印象がある、
所謂日常アニメというジャンルではありますが…

本作はかなりテンポも良く、気づけば1話が終わっているような感覚になるほどです。

このテンポの良さ、加えて簡潔さ、そしてそれでも十二分に面白いと思える作品の完成度の高さが
本作『小林さんちのメイドラゴン』の推しどころ!です♪

物語の造りとしては、日常の一場面を切り取って、
短編のようにドンドンと観ていくようなものとなっています。

まぁ日常ものの王道パターンですね。

ですが、この作品、というかこのレベルの作品だと、どんな人が見ても面白いと感じられますし、
しかも、短編のようになっているのも併せて、非常にとっつきが良いと感じます。

お話の内容としては、ひょんなことから、
主人公の家に“トール”というドラゴンが住み込み、そしてメイドとして奉仕するというものです。

この字面だけだと、かなりとんでもない設定だなと感じると思います。

しかし。

このドラゴンという要素も光って、コメディとして非常に面白いものになっています!

こういう設定は、なかなか生かしきれなかったり、
作者と読者の間で、笑いの溝が起きるようなことがあるのですが…

そんなものがほとんど見受けられません!

例えば。

本作に登場する“トール”というドラゴンは、
主人公の家で、メイドとして奉仕をしていきますが…

ドラゴンの価値観が人間とずれている、ということを見せつけます。

「汚れだけを落とせるんですよ」
と言って、洗濯物を口の中でモグモグしたり、

掃除と言って、部屋のものをすべて消し飛ばしたり。

そんなことをしていたら、主人公に、
「衛生観念を勉強しろ!」とパソコンとインターネットを教えられる始末。

ですが、ドラゴンも学習していくもので。
徐々に人間の生活に順応して、だんだんと生活に慣れていきます。

“トール”以外にもいくつかのドラゴンが出てきます。

このドラゴンたちもとっても可愛くてですね…

あ、ビジュアルはともかくとして、その内面ですね♪

子供ドラゴンの“カンナ”は、最初は主人公に敵意を向けますが、
しばらくすると、後ろからついてきて、一緒に遊んで欲しそうにねだったり。

引きこもりドラゴンの“ファフニール”は、人間界のゲームがお気に入りになって、こちらの世界に住もうとしたり。

とにかく可愛らしいというか、愛嬌があるというか…

ドラゴンだから、というのもあって、
どこか動物的な可愛さを孕んでいる感覚があります。

そんなところも間違いなく、本作『小林さんちのメイドラゴン』の推しどころ!です♪

きっとこの感覚は、本作でしか味わえないものだと思いますよ!

気になった方は是非、ご視聴してみてください!

 

■作品紹介

<あらすじ>

とある朝。

主人公の“小林さん”はいつものように目を覚ます。

今日も仕事だ…

彼女の仕事はプログラマー。
朝は早く、夜は遅い、忙しさを極める職業だ。

服を着替え、栄養ドリンクを一気飲み。

準備を済ませ、玄関を開けた彼女だったが。

“ドラゴン”

大きな目に、大きな牙。
これまた大きな、角と翼。

そんな、おとぎ話から出てきたような、まごうことなき“ドラゴン”。

そんな緑色の巨体が、玄関の先にあった。

そして。

なぜか、玄関から出てきた小林さんをじっと見つめているではないか。

青ざめる小林さん。

すると、ドラゴンの鼻先に魔法陣のようなものが浮かび上がったかと思うと。

大きなドラゴンは姿を変え、
金髪メイド姿の可愛い女の子になってしまったのだ。

彼女が言うには、
「小林さんに救われた」「メイドとして恩返しがしたい」とのこと。

身に覚えのない小林さんだったが、よくよく思い返してみると、
酔っぱらった勢いで山の中へ入り、そこで苦しむドラゴンに出会ったような…

断ろうとする小林さんだったが、
寂しげなドラゴンの姿を見て、結局受け入れてしまう事に。

こうして。

人間とドラゴンたちの、奇妙な交流が始まるのだった。
 

<メッセージ性>

本作はただ面白可笑しいだけではありません。

“人間”と“ドラゴン”という種族の違い。
また、キャラクターそれぞれが持つ価値観や考え方。

そういったものに、非常にメッセージ性があります。

ずっとコメディしているわけではないのです。

例えば上記の、種族による価値観の違いなどは、
当然現実の自分たちにも当てはまるようなことだと思います。

自分と違うものは排除したくなる。
でも、力のある者はきちんと取り込む。

これはあくまで、例の一つですが、
作中で、そういう意図の発言があったりします。

このコメディの中にある、ちょっとトゲのある演出が、
一つのアクセントとなって、物語を一気に面白くしてます!

そして。

それを受け入れたうえで、作中のキャラクターたちが仲良くしている姿を観ると、
なぜか心がほっこりしてしまうのです♪笑

『分かり合う』というのはやっぱり素晴らしいですね。

是非、そういったところも観ながら楽しんでみてください!
 

<造り込みのすごさ>

本作は非常に手の込んだ作品です。

日常アニメなのでつい、見逃してしまいそうになりますが…

背景の細かい造り込み、作画の良さ。
少し派手目な場面・演出では、その力を存分に発揮しています。

そう。

何を隠そう、本作は『京都アニメーション』(以下:京アニ)にて制作されています。

もちろん、他の製作所様も素晴らしいところがたくさんありますが、
その中でも、やはり『京アニ』はトップクラスなんだと思い知らされます!笑

こればっかりは実際に観て感じていただかないと、何も伝わらないですが…

ホントに、背景一つとっても良くできていますし、
キャラクターの動きなどもクオリティが非常に高いです!

本作の視聴の際には、是非細かいところまでじっくりと観ていただければなと思います♪

 

■メディア情報

本作は1クール全13話となっています。

原作は同名の漫画で、執筆時時点(2021年01月)で既刊10巻となっています。

アニメを観て本作を気に入った方は、是非こちらもチェックしてみてください!

また!

なんと、2021年にアニメ第02期の放送も決定しております!

非常に楽しみな作品となっておりますので、
本作を観た方は、見逃しのないように気を付けましょう!

 

■最後に

日常アニメというのはなかなか言葉にして、
その面白さというのをお伝えしにくいと思っているのですが…

それでも、他の作品にはない楽しさがあるのだというのが、
少しでも伝わっていれば幸いです♪

このアニメは、放送当時の前評判は、実はそこまで高くありませんでした。

まぁ、評判というより、あまり気にしている人が少なかった印象です。

ですが、実際に放送が始まると、そのクールの覇権を争うほどの人気を獲得しました。

コメディ的な面白さ。
キャラクターたちの可愛さ。
そして、時折見えるメッセージ。

こういったところが、アニメファンに刺さったのでしょう♪

本作の原作者である、“クール教信者”先生の作品は、他にも人気なものがあります。

例えば『旦那が何を言っているかわからない件』などですね。

アニメ化され、続編が作られるほどの人気を博しました。

この“クール教信者”先生は、本作にもあるような、
人の抱えるちょっとダークな部分を、よくテーマとして盛り込んでいます。

映像化されていない漫画作品でも、結構見受けらる、
いわば作風という感じですね。

なので、もし本作でそういったところが面白いなと感じた方は、
是非、先生の作品を色々と観てみてください!

きっと楽しめると思いますよ♪

 

■作品情報

作品名 小林さんちのメイドラゴン
媒体 漫画・アニメ
著者/脚本 漫画:クール教信者
      アニメ:監督・武本康弘/シリーズ構成・山田由香
出版/制作 漫画:双葉社
      アニメ:京都アニメーション
公式サイト https://maidragon.jp/1st/