“親子になるという事。でも何をしたら親子になるの?”『ソマリと森の神様』

『親子』ってどんなもの?

血のつながり?
それとも、体を張って守ること?

いやいや、そんなものじゃ説明しきれない。

友情とも愛情とも違った、親子の情。

それを存分に表現したのが、本作『ソマリと森の神様』です♪

作中のキャラクターたちやストーリーはもちろん、
OPからEDに至るまで、すべてがそれを表現しています。

考えなくてもいい。
感じるだけで自然と涙が出る、そんな作品です。

© 暮石ヤコ/NSP/ソマリと森の神様プロジェクト, mixer
画像:公式HPより引用

 

作品・紹介が気に入ったらお願いします ⇒
結果はサイト内のランキングに反映されます!
是非一緒に作品をオススメしましょう!

 

■こんな人にオススメ

★親子の愛を感じたい方
★大切な人を想う気持ちを感じたい方
★絵本のような世界観が好きな方(OPから楽しめます!)
★色使いなどのセンスが良い作品が好きな方
★物語の先を想像するのが好きな方
★声優さんの演技に魅せられたい方
★とにかく泣きたい方
 
※本紹介記事では、主に【アニメ版】についての紹介をしております。

 

■推しどころ!

★親子というものと、終わりのある旅

色や形や種族が違っても、そこに親子の愛は生まれる。

それが本作『ソマリと森の神様』の推しどころ!の一つ目です♪

主人公は、森の守り人である1体のゴーレムと、年端もいかない小さな人間の子供“ソマリ”です。

彼らはとあるきっかけで出会い、ソマリがゴーレムを“お父さん”と呼びだすことで、そこから親子という関係性を築いていきます。

もちろん血のつながりはありません。
種族も違ければ、寿命や価値観だって全く違います。

何なら、ゴーレムの方に至っては、
「ゴーレムに感情は無い」と自分から宣言しているくらいです。

ちなみに、本作の感想等を調べてみると、
「そんなゴーレムが感情を知り、感情を獲得していく姿が良い」と書かれていたりします。

でも、本当にそうなのでしょうか?

例えば、第01話からゴーレムは子供を心配したり守ろうとしたりします。
そんな彼に、何も想いが無いとは思えません。

ここについては個人的な意見があるのですが、
ちょっとネタバレっぽくなりそうなので、詳しくは書きません。

これから観る方は、是非色々と感じながら観てみてください♪

というわけで。

『感情』というのは、あくまでファクターの一つで、
本作のテーマとしては、もっとシンプルに『親子』なのだと思います。

どうしたら親子と呼べるのか。
何をしたら親子になれるのか。

そういったことを、物語として丁寧に表現しているのが本作です!

また。

二つ目の推しどころ!として、
『終わりのある旅』というものを挙げておきたいと思います。

彼らは人間を探すという目的で旅をしています。

そして。

ゴーレムはこの旅の最後がどうなるのか理解しています。

何故かという部分は、物語が始まるとすぐに説明が入りますので、詳細は伏せます。

彼にとって終わりの見えた旅。
それはつまり、ソマリの旅の終着点。

それを頭に置きながら観ると、物語が一層引き立ちます♪

毎話毎話、どうしようもないほどの濃密な時間。

そんなものを味わいたい方。
また、親子というものが何なのか感じたい方。
感動で泣きたい方。
(僕は最終話で号泣しました。というか、EDの曲を聴くだけで泣きます)

そういった方には特にオススメとなっています♪

気になった方は、是非視聴してみてください!

 

■作品紹介

★あらすじ

“ゴーレム”

森では生命が生まれ、育まれ、いずれは森に帰る。

そんな森を守護するのがゴーレムの役目。

ある日。

森を巡回中だったゴーレムの前に、一人の人間の子供が現れる。

大きな木の下でうずくまる、小さな子供。

ひどく汚れた姿。光のない目。
首や手足の、その身に似つかわしくない枷。

どこか生きる希望を持っていないかのように佇んでいた。

すると子供はゴーレムに気付いたのか、
ふと視線を上げ、まっすぐに彼を見つめる。

先ほどまで生を感じさせなかった子が、
なにか希望を見つけたような表情をその顔に浮かべる。

そして。

目の前に立つゴーレムに対して、

「お…お父さん」

そう呟くのだった。
 

★愛情

『愛情』というは難しいもので、
優しいだけではなく、時に厳しくするのも愛情です。

そして、相手を傷つけたくないと想う気持ちも、もちろん愛情の一つでしょう。

では。

推しどころ!で『親子の愛』という言葉を使いましたが、
この『親子の愛』というのは、一体どんな愛だと思いますか?

友情でもなく、恋愛感情でもない。
そして、人間もゴーレムも他の種族も、全く何も変わらない。

本作にはそういった表現がたくさん出てきます。

そんなところにも目を向けながら観ていただけると、より本作を楽しんで視聴できると思います!

というか、それを思い考えながら観ていけば、
きっと、最終回で感じる感動は何倍にもなりますよ♪
 

★色んな種族との関係性

親子というものとは別に一つ、本作には重要なテーマがあります。

それは“種族”というものです。

これも第01話を観るとすぐに分かるものです。

物語の世界における人間の立場。
そして、異形と呼ばれる人間以外の種族の考え方。

とてもじゃありませんが素通りはできません。

本作の中でも特に、自分に当てはめて考えられる部分ですので、
この点に関してだけ言えば、覚悟して観てみてください。
 

★絵本のような世界

さて、最後は物語の世界観です。

小題にあるように“絵本のような世界”を感じられます♪

色んな動物・植物・種族たちが描かれており、
童心に帰れるような、そんな世界をしています。

特筆すべきは、その色使いです!

とにかく様々な色が画面に映し出され、ついつい「宝石箱や~!」と、
どこかで聞いたようなセリフを口にしてしまう程の綺麗さです。

細かいところも、非常に丁寧に作られていますので、
是非そういった部分も楽しんでいただければと思います♪

 

■原作・メディア情報

本作は、ウェブ漫画配信サイト『WEBコミックぜにょん』にて連載されていた、
同名の漫画が原作をなっています。

単行本も執筆時時点(2021年01月)で既刊6巻となっています。

…なのですが。

実は、著者の暮石ヤコ先生の体調不良等を理由に連載が終了となっています。

物語としても途中で終わってしまっているそうです。

 

■最後に

『親子』という関係の奥深さというものを感じさせてくれる、
そんな本作『ソマリと森の神様』でした!

紹介には書けませんでしたが、実はOP・EDも非常に良くできています♪

ミュージカルのような、物語の世界を表現するOP。
そして、二人の想いと未来を描くED。

特にEDは個人的にブッ刺さりしまして…

僕はEDを聴くだけで泣けてくるようになってしまいました…

それほどまでに、作品を盛り上げてくれるOP・EDです♪

また、原作についてですが…

完結まで至らなかったのは、いち視聴者としては非常に残念です。

ですが、先生の体調が最優先だと思いますので、心から回復を祈りたいと思います。

というか。

ここまでのお話でも非常に心を打たれましたし、
僕にとっては間違いなく、生涯忘れることのできない作品となりました。

素晴らしい作品を魅せてくれた暮石ヤコ先生には感謝しかありません。

いずれ体調が良くなった時に、続編がみられることを待っています!

そんな最大限の感謝を述べるとともに、
本作がたくさんの方に観てもらえることを願って、本記事を締めたいと思います。

 

■作品情報

作品名 ソマリと森の神様
媒体 アニメ・WEB漫画
著者/脚本 原作:暮石ヤコ
      アニメ:監督:安田賢司/シリーズ構成:望月真里子
出版/制作 原作:コアミックス・ゼノンコミックス
      アニメ:サテライト・HORNETS
公式サイト https://somali-anime.com/

作品・紹介が気に入ったらお願いします ⇒
結果はサイト内のランキングに反映されます!
是非一緒に作品をオススメしましょう!