【コラム】ショートアニメを語ってみる④

みなさん、こんにちは。
管理人のNatsuku(ナツク)です。

ショートアニメについて語ってみる④、でございます。


とりあえず今回でこのコラムは締めとなります!

「オススメの作品まとめも…」

というご意見もあったのですが
それはまた別にまとめても良いかなと思いまして。

一度キリよく片づけてしまいたいと思います♪笑

最終回の今回は、
ショートアニメの価値と今後の位置づけ、を考えてみます。


さて、コラムを読む前の注意点です。

・あくまで個人の意見であること
・至らない考えが含まれていること
・作品を貶す意図や優劣をつける意図はないこと

以上、ご理解いただけると幸いです。


では早速、綴っていきたいと思います。

 

 

【目次・パート】 ※予定です。変更になる可能性があります。

1.ショートアニメとは
2.ショートアニメの利点・欠点
3.ショートアニメの価値と今後の位置づけ

今回は、3.ショートアニメの価値と今後の位置づけ、について語っていきます。

 

3.ショートアニメの価値と今後の位置づけ

ここで考えたいのは今まで綴ってきた、
長所・短所や向き不向きを踏まえた、ショートアニメの価値です。

「1.ショートアニメとは」でもお伝えした、

“時代が進み、ショートアニメはおまけ以外の地位を確立した”

コレを少し掘り下げたいのです。

 

先に、端的に思っていることを書きます。

・ショートという短さが時代に即した形態になってきている
・ショートアニメの長所が作品の唯一性を生む要因となる

少し難しい言い方になってしまって申し訳ないのですが、
今ボクがショートアニメに感じている可能性はコレです。


1つ目から説明していきます。

これは“尺の短さ”にスコープした考えです。


昨今は、なんでもかんでも時短やインスタント化が進んでいます。

例えば、コロナ渦でリモートやオンラインの便利さというものが蔓延しています。
電子通貨やタッチ式の決済システムによって細々した手間が省けたりもしてきています。

他にも色々あると思いますが、

色んな事が便利になる ⇒ 物事にかかる手間(時間)が減る

そして、より他の事(自分の好きな事)に時間をかけられる。

現代人、特に日本人は、
徐々にこの思考・行動パターンが刷り込まれてきていると言っても過言ではないと思います。

これは時代が進むにつれてどんどん加速するでしょう。
戻ることは…ないでしょうね。


では、娯楽やサブカル分野においてはどうでしょう。

実は例外ではないのです。

いい例として、
短い秒数に限定した某動画アプリなどが若い子の間では流行ってますよね。

短い時間における瞬間的なインパクトや面白さを求めているからこその流行だと感じます。

あとは、手間を減らすという意味では、
アニメ等のネット配信が増えているのも当てはまると思います。

登録されている作品ならいつでもどこでも観られる、すごく便利ですよね。

ボクが子供の頃はわざわざレンタルショップに行って借りてました。
今なら、借りに行って帰ってくるまでの時間で数話は観れちゃいますよ。笑


他にも上げ始めたらキリがないので話を進めます。

こういう風に時短やインスタント化が進む中で、
アニメそのものの変化や需要というものを考えた時に…

短時間で完走できる作品や隙間時間での視聴ができる作品、
というものが上の考えには合っているわけです。

つまるところ、散々語ってきた“ショートアニメ”ですね。

20~30分作品を1話観る時間で、ショートアニメなら数話観れます。

もし、作品の内容や感じる面白さが同じなら、後者のショートアニメの方がコスパが良いですよね。

もちろん、20~30分のクールアニメやアニメ映画なども色褪せることはないと思います。
コスパなんかで語れない良さがあることも重々承知してますので、そこを貶めることはしません。

ですが逆に…

“この内容だったらショートアニメでよかった”

と感じる作品があることも事実です。

あくまで個人の意見ですが、これはハッキリ言わせて頂きます。

そういう作品は間違いなくあります。

そう感じてしまえば、その視聴時間で他の作品を観たいと思うのは当然だと思います。


実はボク自身こういう考えを持つようになったのはここ数年です。

昔ならそういう作品に出会っても我慢して観続けるか途中で切ってました。

“ショートアニメなら面白かったかも…”なんて発想はありませんでしたね。

これはショートアニメの地位が変わってきて、自分の中の価値観も変わったからこその変化だと思います。

そして、先に述べたようにボク自身がインスタント化を求めている証拠なのかもしれません。


また、アニメの本数自体が増えているというのも、こういう風に感じてしまう要因なのだと思います。

数が増えれば質はどうなるかというと…

どうしても似たような作品が増えたり、お話の面白さも比較され良し悪しが付けられます。

その中で今までの形式として20~30分が主流だからと、別にこれに囚われる必要はないのです

その作品の面白さを表現するために、
ショートアニメを選ぶというのは決して悪いことではありません。

昨今のアニメ事情や人気を鑑みれば、
ショートアニメでもきちんと評価・人気の出る土壌は十分育っているわけです。


さて、少しまとめます。

◆時短やインスタント化が進む時代において、
 アニメとしてショートアニメの方がその考えには即している。

  ⇒ 隙間時間などの短い時間で楽しめる作品の需要

◆作品の内容を考えた時に、
 「短い尺でも十分楽しめたはず」と感じることが増えた。

  ⇒ 無理に長尺で作らずとも、観て評価してもらえる時代になった

こんなところでしょうか。

これが1つ目として挙げた、
“ショートという短さが時代に即した形態になってきている”という事です。


次に2つ目の、
“ショートアニメの長所が作品の唯一性を生む要因となる”を説明します。


これは「2.ショートアニメの利点・欠点」でお話した、

“制作側の作品全体の展望や理解が内容に出やすい”
“やりたいことを見せやすいカテゴリ”

という部分の掘り下げです。


昨今はアニメの本数も非常に増えているので、
他作品との差別化・唯一性を確立するのが非常に大変です。

そこで!

やりたいこと・伝えたいことがはっきりしている作品なら、
煮詰めて煮詰めてショートアニメにしてしまえ、という事です。

…この書き方だとちょっと暴論ですね。笑

何が言いたいかというと。

どんな作品でも何かしらのメッセージや表現したいものが存在します。

そのために色んなキャラクターを登場させたり、物語の運びを工夫したり。

作者や製作陣からすればゴールが決まった上での、ゴールに至るための過程がそれにあたるわけです

であれば。

いっそその過程を明確に、もとい物語のスリム化をしてしまった方が、
そのゴール(表現したいもの)が視聴者に伝わりやすいわけです。

これは前のパートでお話した内容そのままですね。

 

“この内容だったらショートアニメでよかった”と感じる作品の大きな特徴は、往々にして“間延びした展開と演出”です。

「こういうことがやりたいんでしょ? 早く次の展開に行ってよ」
「風呂敷を広げ過ぎて収拾ついてないよなぁ…」
「お話の起伏が緩やか過ぎて、途中で飽きちゃう」

これもあくまで個人的な意見ですが、自分自身だいたいこんな感じ方をしています。

“テンポが悪い”なんて言葉をよく使っていましたが、つまるところコレです。

ゴールは決まっているのに、途中で視聴者が離れてしまう。
挙句、ありきたりなゴールにすらキャリーできない内容になってしまう。

そうなるくらいなら、過程をそぎ落としてスマートにし、
ショートアニメとしてきちんとゴールまで導く方が、表現としては成功と言えると思います。


加えて。

そうすることで、表現するものや見せたいゴールの、
その“程度”が分かりやすいというのも、この考えで伝えたいことです。

その“程度”が他作品と比べて特出していれば…

数多ある作品の中でも、確実に差別化され評価されるでしょう。もちろん良い意味で。

視聴者側からしても、自分の求める作品を探しやすくなりますし、
その中でも“良い”と感じられる作品に出会いやすくなってくれると思います。

これが、ボクの考える2つ目のショートアニメの価値と可能性です。


さて、このパートをまとめます!

★時代の需要に合った形式となってきている
★作品の目的を伝えやすく、特出した作品の差別化・唯一性を生む

 ⇒ 今後を考えても、アニメとしてより発展するカテゴリである!!

ショートアニメの価値と立ち位置、
そして、秘めている可能性は非常に高いのだと考えます♪

 

 

さぁ長々と続きました「ショートアニメを語ってみる」も終わりです。

↑の数行を言うためだけに一体何字書いたのかと…


少し補足ですが…

ボクはテーマ性のある作品や考察のできる作品がとても好きです。

なので、今回のコラムで綴った内容というのは、
割とそっち方面の作品についての意見と思っていただいても良いのかなと。

ショートアニメなら『イブの時間』や『宇宙パトロールルル子』などなど。
このあたりの作品は、まさにこのコラムを書くきっかけともいえる作品です。

ギャグやフェチ系の作品等に↑の意見を当てはめることもできますが、
まぁそれらのジャンルは、今の段階で十分完成されていると思いますし。

その地盤があるからこその、今後の発展という考え方もできますね♪


ここまで読んでくださった方、ありがとうございました!

拙い内容であることは承知の上、
それでもアニメや作品について考えるきっかけになってくれればと願っています♪

「自分はこう思う」「もっとこういう考え方がある」

そんなご意見が浮かんで頂けていれば、これ以上の幸せはないです。

一応今回のコラムはこれで締めますが、
あとがきとしてもう1パート書けたらなと思っています。

そっちはもっと柔和な感じというか、雑談ベースの内容にはなると思います。

とりあえず今回のコラムで書きたかったことは書けたので、あとがきを読む読まないはお任せします。笑


それでは改めて、ここまでお付き合いいただきありがとうございました!

また次の機会にお会いしましょう。

またね♪

 

↓前回はコチラ

【コラム】ショートアニメを語ってみる③